溢れる情報と付き合う(2 2006:09:27:15:31:30
さて。では、周囲からのアドバイスとの付き合い方について考えてみたいと思います。
初めての育児の場合特に、最初に情報提供されるマタニティ雑誌や産院・身内からの情報で、ある程度イメージは膨らんでいるかと思います。ですが、頭の中がゼロに限りなく近い場合、最初に入ってきた情報が「全て」になりがちですね。いわゆる基盤とでも言いましょうか。
そこで、別の媒体から別の意見を耳(目)にしたとき、どうしますか?
・ 後から聞いた情報を無条件に信じる
・ それとも、最初の情報を頑なに信じて拒む
・ どちらかを選んだらよいか、ただひたすら途方に暮れる
・ 「なんとなくそれっぽい」と思った方を信じる
・ どちらかを比べて、自分の都合のいい方・説得力ある方を選ぶ
私がお勧めするのは、一番最後です。
そして、もしもあなた自身が重要度の高い選択と判断し、迷ったならば、少しでも詳しく調べましょう。最終的には自分自身の“野生の勘”にじっくり耳を傾けてみて下さい。
ちなみに、必ずしも「こうでなければならない」わけではない場合は、無理にどちらかの選択で悩まずに、二つの情報を掛け合わせて応用したり、自分の都合のいい方を選択してしまえばいいと思います。
ありますよね、ただ単に「生理的に受け付けない考え方」というのも(^_^;)。
私の場合だと、英才教育かなぁ。受け付けないとかいうより、興味がないので(爆)、3歳までに脳の発育がどうのこうの、というのは、物事の判断能力とかの基礎的なことさえ出来あがっていれば、お勉強は二の次…と思ってました…(^^ゞ
情報を提供する側には、する側自身のポリシー(雑誌の場合、多くは“大衆受け”と“広告主にとって利益のある情報”かなぁ。儲からなきゃ困るもんね)というものが、多かれ少なかれあります。それにただ流されて鵜呑みにしてしまっては、「あなた自身の育児」が出来なくなってしまい、万が一何か問題が生じた時に「あの人がああ言ったから」と人のせいにしてしまったり、言われるがままにしたことを激しく後悔してしまいがちです。
もちろん、直感的に一つの意見を受け入れられたのなら、あとで後悔することはないと思いますが、その場合でも、正反対の意見の主張との比較も出来れば自信につながりますよね。
「そんなことを言われても……」と思う方。
皆さん、目の前をよーくご覧ください。あなたは今たいそう便利なものを使ってますね。インターネット。これを活用しない手はありません。キーワードが決まったら、検索機能をフルに使ってとことん調べましょう。
勿論、選択に迫られた時ギリギリでなくても、事前にそういう選択肢が訪れることを予測出来るなら、調べまくるに越したことはありません。
検索機能以外にも、相談BBSを扱っているサイトはいくらでもありますので、色々な人の意見も聞くことが可能です。
(※但し、複数の掲示板に同じ質問を投げかけると『マルチポスト』と呼ばれ、敬遠される行為になります。ご注意下さいね)
また、ネットでは『他人の育児』を拝見することだって出来ます(育児日記や育児記録を公開しているところは山ほどあります)。近所に知り合いが少なくても、いろんなパターンがあることを知ることが出来るのは、ネットならでは。
育児の関連図書を頼るにしても、1冊と言わずに、何種類か読み比べるといいですね。いわゆる「総合的な育児本」だけではなく、例えば「母乳育児」についてのみ取り扱う本(これだけでも流派が色々あります)や、しつけの本。
問題は、育児中はゆっくり文章を読む時間がなかなかないというところでしょうか……(-_-;)
では更に、「あなたの育児ポリシー」に相反する意見をなされた時。そういうこともよくありますね。色々駆使して調べ、「こうしよう!」と自信をもって情報を選択したのに、
「あら、そういうときはこうした方がいいのよ。じゃないとダメよ。」
と、言われること。酷い人だと自分と違うやり方をしてるのは“みんな間違い”と決め付けてかかるような言い方することもありますね。。疲れます。
(ちなみに、例えば母乳であれば、“分泌を促進するために必要なこと”といったような、一つの目的のための方法の一部については、正しいこと・間違っていることはあると思います。)
そこで心揺らいで自信がなくなることもあるかも分かりません。その時は、もう一度調べて確認をしましょう。何より、自分がどうしたいのかよく考えましょう。
勿論、ここで相手の意見を切り捨てることもありません。そういう方法もあるんだな、ということで頭の片隅に残しておくのも悪くはないと思います。
ただ、自分のやり方に確信を持っている場合は、説明しようとすると言い合いになって、どうにも収集がつかなくなるかも知れません。でも、調べて自信を持って選択したのなら、そこで相手の性格や置かれた立場で使い分け、
「いいの、いいの。色々調べて私は私のやり方でやってるから。」
…もしくは、
「ふーん、そうなんだ。ありがとう。(^-^)」
と、そこでなるべく話を終わらせましょう。前者の場合、それでも相手が興味を持ったなら、もしかしたらそこから情報交換という和やかな方向へ話が進むかもしれません。けど、ここで熱くなりすぎないことを念押しておきますね。でないと、今度は相手が
「じゃ、私の育児は間違えてるって言うのっ!?」
とムキになることも予想されますから……。万が一そうなったらくれぐれも「私は私。あなたはあなた。色々やり方があって当たり前なのだよ」とお伝えください(^_^;)
逆に、自分が情報を提供する側になった際も、同じように「私はこうしてるのよ」という風にお話すると、不快感を与えないのではないかなぁと思います。
これらは、私がここで紹介している記事全てについても言える事です。
ここにある記事は、あくまでも『専門知識のない一般人・いずみが自分なりに吟味して選択した情報』であり、私個人の価値観によるところが大きいです。
母乳育児に好意的なのも、離乳食の開始時期を一般に言われているよりもゆっくり始めるべきという考えも、卒乳に好意的なのも。
そして、これらに対して
「え〜、その考え方はどうかな。」
と思われることもあるかと思いますが、子育ての情報のみならず「価値観・考え方」というものは、100人いたら100通りあって良いもので、相手に押し付ける・押し付けられるものでもないでしょう。
このサイト全体を見て共感してくれたなら嬉しいけれど、情報ソースのハッキリしていないものも中にはありますし(汗、ここで掲載している記事が「あなた自身の力でもっと詳しく調べようと思うきっかけ」になれば幸いです。
(2002.11.07 記) 2006.09.27 一部更新
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