毒になる親 2007:07:21:22:17:07
毎日新聞社 (1999/03)
売り上げランキング: 13838
今回カテゴリの都合上「子育て」で分類したけれども、もともとは『生きにくい』と感じる人全てへ向けられた、自己カウンセリングのヒント本とでもいいましょうか。
決して「こんな子育てをするあなたは毒だ!」…とかいう後ろ向きな本ではありません。
紹介文にもあるのだけれど、『「毒になる親」に傷つけられた子供の心は、歳を重ねても癒されない。』
世間でよく「虐待は連鎖する」と言うけれど、虐待に限らず「子育てのスタイル」そのものが何らかの形で次世代へ影響していることを深く実感します。
「毒」とは・「虐待」とは、決して暴力だけを指すのではありません。
最近知名度も上がってきた「ネグレクト(育児放棄)」も然り、「あなたのため」と言いながら子供をコントロールしようとする親も然り…特に後者は「善意」という外見とひとかたまりになっているから始末が悪い…と著者は指摘しています。
「自分にとってはごく当たり前だったこと」が、実は被・虐待経験だったとしたら…?
そして、知らぬ間に自分の心の根っこを蝕んでいたとしたら。。
そういった色々なタイプを丁寧に解説、そして「自分を救い出すための方法」が紹介されています。
実際に著者がカウンセリングをした人たちのケースを読む限り、まさか親との関係が「今の生きにくさ」に関連しているとは…と思ってしまうようなことばかり。勿論、カウンセリングを受けている本人すらもそう感じてしまっているのです。
つまり、幼い頃から日常的に植えつけられた「物事に対する考え方の基本」が、人生に多大な影響を与えている…とでもいいましょうか。
「育児のハウツー本はこれでもか!ってくらい読み漁って、色々な接し方を身に付けたつもり。でもいざとなると全く生かせていなくて…余計に落ち込んでしまう」
そんな人は、もしかしたらこの本が大きな手助けとなるかもしれないです。
▼関 連▼
講談社 (2001/10)
売り上げランキング: 188
毎日新聞社 (2006/02)
売り上げランキング: 61315
※「毒になる親」は、往々にして「毒になる姑」になるわけですね…お姑さん・お舅さん問題で頭を抱えている人は2冊セットで読むといいかもしれません。。



















